2024-01-01から1年間の記事一覧
楽しく生きていきたいと思った。限りある時間、せっかくだから楽しく生きたいと思った。そしたらふと思った。 僕はいつから大切な人たちに楽しく感じてもらえるような振る舞いをやめてしまったのだろうと。 だから楽しく生きるために、こんな僕だけれど、こ…
僕は小さな頃から最悪のシナリオを見据えて生きてきた。マラソン大会では、一番最後になりさえしなければ良いと思いながら三十人中5着になり、テストでは70点を下回らなければ良いと思い95点を取った。 人には裏切られても仕方がないと思い、親友と呼べるよ…
「課題の分離」 「執着を手放す」 「刺激と反応の間のスペース」 「期待しない事」これらの言葉はどれも目にしたときに、僕にある一定の影響を与え、自分の人生の道しるべとなる想いを気づかせてくれた。しかし少し遅れてそれらに対する逆説や矛盾点が頭を過…
自分を見つめ直し、自分と対話し、正しく有ろうと思えば思うほど、周りの言動に過敏に反応し、苛立ち、べっとりとした思いに蝕まれていく。これを正しく有ろうとする事、自分が変わろうとすることで起こる好転反応だと言い聞かせながら、もがき、相手を見下…
生きていくことが億劫で、どうなってしまっても構わないと思いながら、一方で人の言動に過敏に反応し、回りから何かを与えてくれるのを待っていた。そんないびつな心のとげとげがいつの間にか消えていた。いつもの躁鬱の躁とも違った感覚。なぜだろう?
僕がこのブログに何かを記したくなるとき、そこにはいつも共通点が存在する。それは、自分と向き合う上で目の前にその時々の壁が存在しているということ。今回も例外ではなく、消化しきれない壁が存在し、無意識的にブログというツールを使って気持ちの整理…
成長点を起点として、植物は新たな芽を出し大きくなる。先に出ていた、今はもう芽とは呼べない葉の遺伝子を受け継ぎながら、より大きく、より高く成長する為に新たな芽を出していく。迷いなく、日差しを求めて成長していく。種類は変われど、何十億年も前か…
僕がまだ子供だった頃、大人の人達は強くて完璧な存在だった。大人になった今、僕は弱くて不完全な存在である事に気がついた。 なぜだか僕は、大人は楽しいとか嬉しいとか、そういった感情を持ち合わせない存在だと思っていた。うまく言えないけれど、感情を…
心のドアをノックする音が聞こえる。僕の心の内側から、小さくノックを続ける音が聞こえる。その音は、そこに意識を集中していなければ様々な雑音にかき消されてしまう程、とっても小さな音だけれど。ふとした拍子に確かに感じる。大切な何かを思い出せそう。…
子供の頃はあまり季節の移り変わりに関心がなかった。春も夏も秋も、冬も。本能的に季節ごとの遊びに没頭し、時には季節はずれの遊びも気にすることなく没頭した。そんな季節を何周かするうち、いつの間にか大人になっていた。この年になって時折思うことが…