トンネルの先を確かめたいから。

断酒の先にある可能性を探しながら日々の想いを綴るブログ

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

断酒後に訪れる好転の兆し。

10日前の突然の飲酒欲求を乗り越えたあと、何かが変わった。4日前に自分なりの答えを見つけたとき、何かが変わった。何かが変わったら、僕の気持ちが変わった。僕の気持ちが変わったら、できなかったことが、できるようになった。できるようになったら、回り…

酒浸りからの回復

よく晴れた休日、時間に追われることなく布団の中でぼんやりとする時間。深い眠りとアルコールを飲んでいないことによる清々しさが心地いい。仕事の朝も、休みの朝も、体と頭が睡眠にり回復していることを実感する。決して目覚めよく、というわけではないけ…

断酒による時間についての変化

いつもの喫茶店のいつもの席、いつものコーヒーを注文して型落ちのスマートフォンを開いてブログを打ち込む。ビールを飲まなくなった僕の新しい日常。この新しい日常は、次の日の朝、最悪な気分になることもないし、突然言い知れぬ不安に襲われることもなく…

アルコールが自分を溶かす。

むかしむかしあるところに、「あなたの欲しいものは何ですか?」と訪ねられてもなにも答えることができない僕がいた。毎日浴びるようにビールを飲んで、自分は不幸だ、自分のことをわかってくれない、自分はもうどうなってもいいんだと、いつも、自分は、自…

間地ブロックに腰掛けながら。

川の流れを挟み込む、整然と並べられた間地ブロックに腰掛けながらこの文章を書いている。 聞こえてくるのは鈴虫の鳴き声と、静かに流れる水の音だけ。川向こうの少し下がった位置にあるコンビニからは明るい光が漏れていて、外で高校生くらいの二人組が自転…

経験に基づく断酒と脳の関係性。

過度の飲酒習慣から、断酒に踏み切ることで脳に現れる事。これは、僕なりに調べてはみたけれど残念ながら府に落ちる答えにはたどり着けていない。きっとどこかに情報はあるはずだけれど、探し方が悪いのか、探すのをやめなければ見つからないのかはわからな…

断酒後に感じる足りないピース。

このところずっと考えている自分がいる。何を考えているのか?そう問われても上手く答えることは出来ない。ただ言えること。何かをひたすら考えている。仕事中も目の前に積み上げられているタスクを横目で見ながら、ひたすら考え続け、今日の仕事に割り当て…

アルコール依存症者の晴れた休日②

普段より遅めに起きた僕は、昨日スリップを思い止まれたことをブログに綴った後、いくつかのやりたいことリストからまずは晴れ空のもと、散歩することを選んだ。足の方は相変わらず快調とまではいかないが、小刻みに休憩を取ることで目的とする場所にたどり…

アルコール依存症者の晴れた休日の朝

今日は休日。空はここ最近の薄暗く湿った雰囲気から一転して清々しく晴れ渡り、窓を開けると心地よい風を感じることができる。特段今日しなければならない用事はなく、一人でゆっくりと何をしてすごそうかと思いを巡らせる。そういえば、休みになったら見よ…

断酒後4ヶ月でおこったスリップの危険性。

今日は僕がアルコールを飲むことをやめてから4ヶ月目にあたる。 この4ヶ月の間、『こんな暑い日はビールが美味しいだろうな~。』位の考えが頭をよぎることはあったけれど、明確な飲酒欲求というものは訪れなかった。そんな日々を繰り返すうちに、『きっと…

生きるということ②

餌をもらうのはお腹がすいたため。 お腹がすくのは生きるため。 じゃあ、生きることはなんのため? ダイニングテーブルの上で、無防備で仰向けになって眠っている猫を、いとおしそうに見つめる娘を、いとおしく思った事が、答えかもしれない。人気ブログラン…

生きるということ。

最近よく考える。生きることってなんだろう?毎日朝起きて、仕事に向かい、ほんの少しだけ誰かのやくにたって帰ってくる。家族と一時を過ごして眠りにつく。そんな毎日が、過ぎていく。時計の短針が、毎日必ず2周回って1日が終わる。それは絶対2周回る。 嬉…

裏と表

僕の心には裏と表が存在する。それはポケットからこぼれ落ちたコインのように、重力に従い静止するまで、どちらが出るかは僕自身にもわからない。いつからだろう?裏と表の間にコルカ渓谷のような深い溝が生まれたのは。きっとそれはアルコールという物質を…

鈴虫のなく夜に。

少し肌寒くなった9月の夜。鈴虫の鳴き声とハザードランプのカチカチという小さな合奏をバックミュージックに、僕はまたこのブログを書きはじめた。 穏やかさの中にあっては華やかさに興味を引かれ、華やかさの中にあっては穏やかさを求める。手にしていない…