トンネルの先を確かめたいから。

断酒の先にある可能性を探しながら日々の想いを綴るブログ

断酒

断酒後始めたこと①

断酒後没頭したものをこれまでいくつか取り上げてきたけれど、それに付随して断酒後始めたことがいくつかある。基本的には酒浸りの時は飲むこと以外、とにかく億劫であり、なにか新しいことを始めるなんて想像もつかなかったけれど、一つ一つのことに没頭し…

禁煙

また、何度目かの禁煙を始めようと思う。禁煙をしようと思った理由はいくつかあるけれど、一番はお金のこと。断酒を始めたことで僕の中のお金の単位が大きく変わった。具体的に言うと酒浸りだった頃は500mlのビールを一日8本は飲んでいたから多分1500円くら…

断酒後没頭したもの④

僕が断酒後、没頭したことの4つ目としてガーデニングがある。とはいっても、これはまだまだ発展途上であり、世間一般的に言われているガーデニングにはほど遠い状態だけれどガーデニングを庭をいじること、と定義するならぎりぎり含まれる位には手をかけてい…

断酒後没頭したもの③

今日は久しぶりにネガティブな感情が押し寄せてきた。いつもであればそのネガティブな感情をblogに吐き出すところだけれど、今日はその感情は一旦脇に置いて別のことを書いてみることにする。そろそろネガティブな感情とも上手に付き合っていきたいと思うか…

断酒後に訪れる好転の兆し。

10日前の突然の飲酒欲求を乗り越えたあと、何かが変わった。4日前に自分なりの答えを見つけたとき、何かが変わった。何かが変わったら、僕の気持ちが変わった。僕の気持ちが変わったら、できなかったことが、できるようになった。できるようになったら、回り…

断酒による時間についての変化

いつもの喫茶店のいつもの席、いつものコーヒーを注文して型落ちのスマートフォンを開いてブログを打ち込む。ビールを飲まなくなった僕の新しい日常。この新しい日常は、次の日の朝、最悪な気分になることもないし、突然言い知れぬ不安に襲われることもなく…

経験に基づく断酒と脳の関係性。

過度の飲酒習慣から、断酒に踏み切ることで脳に現れる事。これは、僕なりに調べてはみたけれど残念ながら府に落ちる答えにはたどり着けていない。きっとどこかに情報はあるはずだけれど、探し方が悪いのか、探すのをやめなければ見つからないのかはわからな…

アルコール依存症者の晴れた休日の朝

今日は休日。空はここ最近の薄暗く湿った雰囲気から一転して清々しく晴れ渡り、窓を開けると心地よい風を感じることができる。特段今日しなければならない用事はなく、一人でゆっくりと何をしてすごそうかと思いを巡らせる。そういえば、休みになったら見よ…

断酒後4ヶ月でおこったスリップの危険性。

今日は僕がアルコールを飲むことをやめてから4ヶ月目にあたる。 この4ヶ月の間、『こんな暑い日はビールが美味しいだろうな~。』位の考えが頭をよぎることはあったけれど、明確な飲酒欲求というものは訪れなかった。そんな日々を繰り返すうちに、『きっと…

依存

依存という鎖を1本ずつ消していく。 僕にとっての断酒とは、心身を縛り付けていたアルコールという鎖を引きちぎった、というよりも、“消した”という表現の方がしっくりくる。引きちぎったものは存在しているけれど、消したものはもう、存在していない。 今ま…

brainwashing

洗脳 “洗脳”この言葉のことを、最近とてもよく考える。「アルコール依存症とは、洗脳により始まり、洗脳により抜け出すことができない。」 僕がアルコール依存症になった原因は、“アルコールは良いものだ”という思い込みから始まった。 大人たちは皆アルコー…

トンネルの先を確かめたいから。

トンネルの先を確かめたくて、僕はこのブログを書こうと思った。 僕にとってのトンネルとは、 浴びるほどのビールを飲んでいたとき。飲むことをやめるかどうか躊躇していたとき。やめたいのにやめることができず、自分自身を攻め続けたとき。飲んでいないの…

壁期という壁の崩壊

壁の崩壊 『壁期は、過去の自分自信に向き合い、その上で前を向ける準備ができたとき、抜けられるのでは、と今、は思っている。 乗り越えるべき壁は、目の前ではなく、過去を清算すること。 そののちに、見えてくる新しいなにかを知ることができた時、またそ…

断酒に至った経緯③

絶望的な鬱の中で 毎日の、かえりみない飲酒生活の中で、 絶望的な鬱状態の心で、 否認の病の否認を正当化し、 いつの間にか僕は 『この先どうなってもかまわない。』 と思うようになっていた。 とくに欲しいものはない。 とくにしたいことはない。 何も楽し…