昨日、ビールを飲む夢を見た。
断酒して半年以上が経過し、初めての経験だった。
夢はとても鮮明で、友人に進められ、進められたことを自分に対する言い訳とし、銀のラベルが貼られた小サイズの瓶ビールを自らグラスに注ぎ、一気に飲み干した。
ビールはとてもきめ細やかな泡がたっており、冷えていて、喉に染み渡った。
一息で飲んでしまったあと、一杯も二杯も変わらないと自分に言い聞かせ、新たな銀のラベルが貼られた小サイズの瓶ビールをまたもや自分でグラスに注ぎ、一気に飲み干した。
その味は一杯目のような美味しさを感じることができず、酔いの回った僕は、飲んでしまった罪悪感から逃げ出すために車を運転し、夢の中の僕の人生は終わった。