夏目漱石のこころを読んだ。
ふとしたことから夏目漱石に興味を持ち、漱石の作品の中から選んだものがこころだった。
アルコールを飲むことをやめ、気持ちの浮き沈みは少しずつ和らいできてはいたけれど、ずっと答えの出ない葛藤を続けてきた僕にとって、こころの一文一文は、僕のこころに染み込んでいった。
こころを書いた、今は亡き漱石という偉人のこころを想像しながら読み終えた。
読み終えたとき、生きているという事の大事さを強く感じた。
僕の生きている、この今の物語を漱石のように、何らかの形で残していきたいと強く感じた。