時にはうまくいかないこともある。
それはアルコールを飲んでいても、いなくても。
でも飲んでいるかいないかで変わってくることがある。
それはうまくいかなかったことをどうとらえるかということ。
僕がアルコールを飲んでいた時、もしうまくいかないことに出会ったら、きっとなにかのせいにしていた。
それは誰かだったり、場合によっては僕自身だったり。
でもその先にはなにも良いことは生まれない。
うまくいかなかったことは確かに存在していて、それが誰のせいであっても、誰かのせいにしても、消えてなくなるわけではない。
では、どうすればいいのだろう?
僕はしばらくアルコールを飲んでいない。
数えてみたら今日で145日目になる。
そのシラフの頭で考える。
そもそもなぜ今日この記事を書いているかというと、それはうまくいかないことがあったから。
そのことに直面したとき、僕の心臓の鼓動は早くなり、みぞおち辺りをわしづかみにされたような感覚に襲われた。
無意識にため息がでる。
でもため息が出る度に、少しずつ鼓動が穏やかになっていくのを感じる。
心の準備が少しずつ整っていくのを感じる。
僕は知っている。
うまくいかなかったことにどう向き合えばよいかということを。
それは今からできる事をやりきるということ。
僕にできることをやりきるということ。
それは僕にできることだから、できることを僕は知っている。
その結果がどうなろうとも、少なくとも僕は僕を責めることはしない。
そうして苦しいことも辛いこともうまくいかなかったことも、アルコールを飲まないことで正直に向き合うことができる。
今、僕の心臓の鼓動は正常であり、締め付けられるような感覚は消え去った。
もしもアルコールを飲んでいても、問題に直面してから一時間程が経過しているので、酔いによって同じように不安感は消滅していると思う。
でも飲むか飲まないかによって明日の朝、とても大きな違いができることを、僕は知っている。