大学時代の友人
大学時代、友人と呼べるのはアルコールだけだった。
話は少し前後するが、僕には3つ年上の兄がいた。
兄は事故により僕が高校3年生になる少し前に亡くなった。
その近辺、兄の死に付随して辛いことが重なり、その結果高校3年生の時の記憶はほとんどなく、その後の大学時代はアルコールだけを信じて過ごすようになった。
ブログを書きはじめて、気づかされることがある。
それは、過去の自分の体験をもう一度繰り返している。ということ。
そして、その時の自分は気づいていなかった事、今まで思っていた記憶には誤りがあったということ。
当時、絶望的に感じた兄の死は、今思い返すとやはりアルコールが原因だった。
そんなアルコールを大切な友人だと思っていた。
それが僕の大学時代だった。
今、このブログを書くということをキッカケに20年前の記憶をたどっているが、それからの場面場面の僕は、断酒をするまでいつもアルコールに支配されていた。
僕が断酒をする前の飲酒量は、平日はビール3L、休みの日はビール5L程度だった。
今日で断酒74日目になる。